サドル選びは茨の道と昔先輩が言ってました
まぁ確かにお尻の大きさ、形なんて人それぞれなんで
本当にしっくりくるサドルに出会うのは
マンボウの赤ちゃんが成魚になるくらいの確率でしょうかね?
マンボウと言えば最弱伝説が有名ですが
ネットで出回ってるマンボウ最弱伝説は半分以上が嘘らしいです
今日の話題はマンボウではないんですが
マンボウのように細長いアイツ
TIOGA
Acentia
¥2,600~3,300 +Tax
価格の違いはサドルの形状や大きさで変わります
ちなみに写真のサドルは¥2,600 +Taxと¥2,900 +Taxのモデルです
普段使いのスポーツ車でお尻が痛い方はこちらなんてどうです?
コンフォートに設計されたサドルなんで坐骨部、恥骨部が痛みにくい設計です
といっても坐骨、恥骨ってどこだよってなる方が大半のはず
ここで少し専門的なお話を・・・
先ず坐骨部ですが左右のお尻を触ると少しとがった骨の部分が分かると思います
それが坐骨です
座った時に体の体重を支えてくれる部分ですね
そして恥骨ですが坐骨の少し内側部分です
自転車のサドルは大きくその2か所が圧迫されます
後ろの膨らんでる部分に坐骨部が
前の細くなっていく所で恥骨部がそれぞれ当たる仕組みです
なのでよく自転車に乗っててお尻が痛いとなるのは
坐骨部か恥骨部が圧迫され続けてなる現象です
じゃあ改善方法としてはどうしたら?
1.体を柔軟にする
これは自分で出来る改善方法ですね
体を柔らかくすると関節部分が柔らかくなりざっくりですが結果として坐骨、恥骨のあたる部分を調整しやすくなります
2.サドルを交換する
これがマンボウの生存率と同じという訳は
人によって骨盤の大きさが違い、尚且つ、左右での骨のゆがみ、柔軟さ、上半身と下半身の長さ、などなど様々な要因が絡んでくるから絶対にコレ!と言うのがないのです
言い換えれば組み合わせは無限大にある中から自分に合うものを探すようなものですね
長々と専門的なこととかサドルのこと書き
ここまで書いておいてなんですが
サドルに関しては表現するなら「沼」です
他のショップさんとかもサドルや身体のことを書くと
マジで某派出所物語や傭兵物語の如くシリーズ化してしまうくらい
実は複雑なんですよね
まぁ今回は予備知識としてざっくり過ぎるくらいの説明にしますが
じゃあ自分に合うサドルはなんだよ!
とお考えの方へ
途中でも書きましたが「沼」です
なんでそれこそ様々なサドルを試す必要があります
もちろん今書いた文章に加えてですが「レーシングパンツ」を履いた前提でのお話です
普段使いならと言うと今回のサドル
シリコンゲルパッドやアークフレックスなど「痛み」を和らげる快適性が十分についてます
シリコンゲルは圧力に合わせて変形し更にジェルが自転車からくる突き上げの振動を減退してくれます
アークフレックスはレールを両端から浮かせて坐骨に直に振動がいかないようにするシステム
幅も広めで多くの方に使っていただけるタイプのサドルです
これらの機能≒レーパンと似たようなクッション効果があると思ってください
もちろんこれよりもっとフッカフカタイプのサドルもあります
普段着で自転車に乗ってクッションを良くしたい!
そんなお考えの方でも満足してだけるタイプのサドルです
カラーも2種あるので自転車に合わせて選べるのもうれしい!
お尻が痛いなぁと思ってる貴方!
一度使ってみてはいかがでしょう?