【世界初】1回の充電で1,000km走れる電動アシスト【BIKE】
えらいもんが入荷しました
タイトルがネットで見かける詐欺っぽいようですが
メーカーの人が実際に走って確認したそうです
ですのでタイトルに偽りなし
マルイシ
Re:BIKE
¥217,800-
お値段20万円越えのなかなかにいいお値段バイク
しかし中身を見ていくと、かなーりお値打ち品な自転車
さて、メーカーはマルイシ
このメーカーはご年配の方なら知ってる方も多いメーカー
昔からランドナーと言われるツーリング自転車を作ってます
今は一般車モデルも出してるんで総合メーカー的な感じ
ある自転車を発表したところマルイシを一躍有名にさせました
保育園、幼稚園の送り向かいには欠かせない子供載せ自転車
各メーカーから色々と出てますよね
その子乗せ自転車を初めて作ったのがこのマルイシ
ちょっとしたトリビア
では自転車のスペックを見てみましょう
パワーモード 100km
平坦モード 500km
エコモード 1,000km
ぶっ壊れ性能すぎる...
これで積んでるバッテリーが8.5Ahなんだからもう笑うしかない
フレームは新開発アルミフレーム
V型で跨ぎやすいのでスカートでも乗り降りしやすい
適応身長は150cm~と中学生くらいから乗車可能
キャリアはクラス27(27kg対応)
同色パイプキャリアなので上にバスケット取付も可能
キャリアサイドはパニアバックでも取り付けられるので
そこは流石ランドナーを作ってるだけの事はある?
たぶん偶々な気はする...
スタンドはL型タイプ
自転車を楽に駐輪可能
このスタンドって地味に重要ポイントで
自転車を使ったなら必ず使う部分
このLになってることでより倒れにくくなおかつ楽に駐輪できるのが
このL型スタンドの特徴
難点と言えば通常の両立スタンドよりも少し値が張るということくらい
なのでスタンドが壊れたりしたならオススメはL型両立スタンド
サドルは薄型幅広なタイプ
薄いと言ってもクッション性はなかなかに良い
低反発系クッションな感じ
見た目もスポーツ系に見えるので格好よく
エラストマー付きで乗ってる間の振動もほぼ感じない
質感もよく良いサドルだなぁと思ってたらセラロイヤルのサドルでした
そりゃクッションも良くかっこいいよね...
タイヤもポイント
26x1.95とMTB系のタイヤをチョイス
太めのタイヤにすることでタイヤのエアボリュームが増えて
乗り心地と耐パンク性能がアップ
更に荷物を積載してもパンクしにくいメリット
デメリットで言うとタイヤが大きくなると
路面の摩擦抵抗も増えるので
走行速度があまり早くないのと車重の増加に繋がること
でも電動アシストなので基本デメリットはないと考えてOK
ハンドル周辺は専用一体型ハンドルとなってて
一般車タイプには珍しいアヘッド式
基本的にクイルステムというP形のパーツを使う一般車タイプは
どうしてもママチャリの形になりがちだけども
この自転車はスポーツバイク規格のパーツを使うので
極端に言うとスポーツタイプのハンドルとかも取り付け可能
ハンドルとステムを交換前提になりますが
ハンドルまでの距離を調整出来るので成長に合わせて
自転車を乗りやすくする事も可能
あと、謎のネジ穴があってメーカーに聞いたところ
謎だそうで
たぶん後々にアフターパーツとか出てくるんでしょうかね?
ネジ穴としてはカメラとかの台座と同じような感じ?
ライトもハンドル真下に取り付け出来るので専用品
前カゴはもともとないので
後で取り付けも可能
ハンドルには右側に変速機
左側にスイッチがそれぞれ取り付けられてる
手元スイッチには走行モードの切り替えはもちろん
表示機能が色々とあるのでサイコンに通ずるものを感じる
車体重量は約25kgを切るくらいの24.7kg
なので他のメーカーの電動自転車とそんなに変わらない
アルミフレームで車重を軽くしてタイヤの重量を緩和してる感じでしょうか
前置きと言うかここまでが自転車の簡単な説明
通常だともうここで記事が終わるくらいの文章量を書いてますが
肝心の1,000km走れるって話をしてないのでさらに続けます
たぶん過去一の長い記事になりそう...
今で半分くらい?
さてさて
Re:BIKEは電動アシスト自転車
昨今問題になってるモペットではありません
じゃあなんで1,000kmも走れるのかと言うとモーター周辺に秘密あり
今回採用してるモーターは回生充電付モーターを採用
この回生充電
BRIDGESTONEが採用して
デュアルドライブがそれ
ビッケやカジュナ、アルベルト等の子乗せタイプから通学モデルまで
幅広くこの回生充電システムを採用
ではなぜこのマルイシの方が同じシステムを採用してより距離が走れるのか
ちょっと乱暴な言い方になりますが
これは距離走れる性能に極振りなモーターを採用したから
一つに尖らせた極振りな性能を採用するその意気はとても好き
BRIDGESTONEも使ってますが型番が違うと言いましょうか
回生充電機能をより突き詰めたモーターを採用してるのがマルイシのモデル
なので価格が20万超え
BRIDGESTONEはベルトドライブモデルなのでそもそも金属チェーンではない
Panasonicは重量の軽いモーターを開発しており軽量モデルも多数
YAMAHAはモーターパワーの自動調整機能を強化して登りが楽ちん
といった様にメーカー其々に独自の技術というかベクトルがそれぞれ違う
自分にはどのメーカーがいいのか判らない場合は是非スタッフまでどうぞ
さて話を戻しまして
この1,000km走れるカラクリ
先ほども書きました回生充電ですが
そもそも回生充電ってなんぞやって事です
あまりに詳細に説明すると本当に論文くらいの文字数になりかねないので
ざっくり言うと下り坂や左(後ろ)ブレーキを握った時に発生する力を利用して
微充電を行うと言ったシステム
モーター設定で平地でも充電できるようには出来ますが
エンジンブレーキが掛かったような感じなのでオススメではありません
車でもEV車やPHEV車に搭載されてる回生ブレーキと同じ仕組み
デメリットは車体の値段が高くなるくらいで
今まで走って捨てていた走行時のエネルギー回収が出来る様になったので
むしろメリットの方が大きいとまで言える
それで実際に1,000kmメーカーが走ってみた動画があって
動画を載せると重たくなるのでリンクだけ貼っときます
動画によると標準パターン(全メーカー共通の走行条件)に近い状態での走行
メーカーが色々あるのに
HPやカタログで走行距離が〇〇kmとか出してるの
アレって各々が勝手に決めてるんじゃなくて
平坦、登り、下りの割合を決めて
全メーカー共通として測定して走れる距離を算出してる
この辺詳しく見たいなら「JIS共通パターン 自転車」って検索すると
なんかいろいろ難しい説明と共にみることが出来ます
ということで
実際に走ってちゃんと1,000km完走してるので
性能に偽りなしと言うことが判りました
一応他社のカタログで見るとエコモードでだいたい200kmが最大
その5倍は使えるとなると充電回数も少なくて済むし
バッテリー外して取り付けてって作業も少なくて楽
手元スイッチには走行中にどれだけ消費と充電をしたかを見れるようになってるので
確認出来るのでめちゃめちゃ良い
ただし
当然走行距離が短くなる注意点もあり
空気が入ってない、ライトの多用、天候(暑すぎ寒すぎ)、バッテリーの劣化など
そして最重要ポイントとして
回生充電するタイミングがない
これは致命的
どれくらいかと言うと
ICカードあるのにお金チャージしてないくらい致命的
まぁ京都は基本坂が多いので行きがあれば帰りもあるので下り坂で充電は可能
エコモードメインでなくても平坦モードでも500kmは走れるから
まぁ単純に言えば1日10km走ったとしても1か月半に1回の充電くらい
1年で10回も充電しないくらいの計算
なおこの性能でバッテリーは8.5Ah
充電時間も3時間半と早い
バッテリー容量を大きいのを使うと充電するのに時間が掛かるし重たくなる
でも容量が小さくなると充電する期間が早くなるけど充電時間は短い...
そうか!なら回生機能で充電しながら走れば解決するじゃん!の
能筋スタイルな回答がこのRe:BIKE
今の所は8.5Ahより大きいバッテリーは出る予定はないそうですが
今後は出るかもわかりません
もし大容量のバッテリーが出たらそれこそ1年に1回充電するかどうかレベルになる...
充電器どこに仕舞ったか忘れそう
自転車はBAAマーク付きに3年盗難補償付き
初回入荷特典と言うことで
メーカー販売価格からちょっとお得な価格になってます。
気になったなら是非にご来店ください
性能面だけじゃなくトータルで見ても購入候補に入れても良い自転車
久しぶりにワクワクした自転車でした
オレンジバイクと常盤店に展示してあります
実物を見たい方はお気軽にどうぞ
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