ゴリゴリはご注意【REPAIR】

梅雨はもう終わったんでしょうか

7月末のような8月末のような

夏到来です



今回の修理

今までの体感で雨の後だと多いかなって感じの修理


ヘッドパーツのゴリゴリ

気が付いたらハンドルが重たくなってて

左右に回すとゴリゴリしたり一定の動きでパキンと音が鳴ったり


これヘッドのグリスがなくなってるのが原因


通常ここには水が入りにくいような構造をしてるんですが

完全固定ではなく動くと言うことは必ず隙間はあるので

雨の日に乗ってたり雨ざらしの場合は

隙間から水が入ってくることはある


それが3か月、半年、1年と続くと

少しずつグリスが流されたり乾燥して

ベアリングが錆てそこから壊れる


特に日本一売れてるクロスバイクが症状が多く

その中でもなりやすいのはゼロスタックタイプ系

セミインテグラルやロープロファイルとも呼ばれる


ヘッドパーツの規格は非常にややこしいので

めっちゃ種類があるんだくらいでOK


んでこのゼロスタック

比較的安いパーツを使ってると水が溜まるのでグリスが飛びやすい

どういうこっちゃと説明すると


ヘッドの中にワンを打ち込んでその中にベアリングを入れる仕組み

なので真横から見るとベアリングが入る分が窪地みたいになってる

そこに水が溜まってしまう事がある


ゼロスタックがダメと言うわけではなく

値段帯もそこそこであれば

防水シールや水が中に入りにくくなるためのカバー等、対策が結構しっかりしてる

ベアリングも水が入りにくいので表面をしっかりとグリスアップすればまだ錆にくい

これが簡素な部品になる事でダメになりやすい


ベアリングだけ錆びてるなら単体で交換は可能だが

ゴリゴリしてるなら交換しても玉受けとなるワンもダメになってる事がほぼなので

ワンごと交換するのが一般的


外した写真の様に玉が錆びてポロポロとしてるのであればワンもほぼ絶望的

下側はまだ使えそうだけどもグリスがほぼ切れかかってるのと

触って確認すると玉が一部欠けてたので併せて交換


その他の注意点としてはベアリング単体で販売されてない場合もあるので

その場合はヘッドセットとして一式の購入が必要な場合もある


ワン抜きを使ってヘッドパーツを外して中を軽く掃除



次にするのは圧入だが

ヘッド部分にいつものチョコレートを塗って焼き付き防止


この時に上下とも塗るのを忘れない様に


次にヘッドパーツだが部品構成として

上からシール、レース受け、ベアリング、ワンとなってる

通常はこのシールが蓋になってるのでこのように分解は出来ないのだが


ちょこちょこしたらシールを外せるので外すとこんな感じになってる


見てもわかる通り薄くグリスが塗布してあるくらいなので

これだとグリスが切れやすくなる

なので追いグリスをして防水性をアップさせときましょう

上側だけでも追いグリスは大丈夫ですが出来るなら下側もやっておくとベター


下側は水がワンにガードされるのでベアリングは錆びにくい

それでもグリスが乾燥したり錆びる事もあるので交換の際は必ずチェックしましょう

そのついでにフォークも薄くグリスを塗布しておくと錆の発生を遅らせることができます



圧入が終わったらベアリングを取り付けてハンドステムを固定して動作チェック

特に問題もなければ完成


これらのグリスを付ける際は金属部分であればだいたいは大丈夫ですが

カーボンフレームだとグリスによってはカーボン剥離を誘発する場合もあるので

専用のグリスかそもそもグリスを塗らない事もあるので

なんでもかんでもグリスでOKではないのでご注意



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