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ボトル台座が壊れてしまったら大変でした【REPAIR】

暖かい気候と共に春がやってきました

花粉をお供に


目がしぱしぱするので目薬が欠かせない日々が来ました


そんな中

目を酷使する作業が飛び込んできました


ボトルケージ台座のネジ部分が供回りする


スポーツ自転車に乗ってる方ならこの文言で

「あぁ大変なやつだ」と思う方が多いかと


スポーツバイクにはドリンクホルダー等

様々なアイテムを取り付けできる台座がある場合が多く

一般的にはそれらを「ボトル台座」と呼びます


最近は3,4カ所増設されてる自転車もあるんですが

一般的には1.2カ所

フレームの内側についてることが多い


それでこれは「リベットナット」と呼ばれる特殊なナットで圧着するんで

普段使いをする分にはこのナットは外れる事はまぁないかと



構造としては穴にネジ穴を増設したい時に使うアイテムで

ナットを入れて圧着して増設

単純に物を合わせて圧着したいだけならリベットを使う


では特殊な条件下でこのナットが外れるかというと


ボトルホルダーが壊れるくらいに衝撃が加わるとか

ネジをアホほど締めてナットの圧着を外すとか

もともとそこまで圧着は強くなく何かの衝撃で動いた


なんかが主に挙げられる


まぁ普通はそこまで簡単に壊れないよって感じ


今回の飛込修理は駐輪してたら恐らく隣の自転車が倒れてきて

ボトルホルダーを直撃

そんでホルダーを破壊してナットも動いてしまうようになったとのこと


修理の仕方は様々で

ネットとかでも上がってるけども接着剤やネジロックなどは基本応急処置

自分でその後も修理するならいいでしょう


その後修理を他所に持ってく場合は追加費用がかかる場合が多いので

注意しましょう


基本は破壊して新しい物を取り付ける

これ一択で一番早くて確実


では台座ナットにネジが付いていた場合

先ずはこれを外さないと先には進めません


プライヤーで台座を挟んでネジを回して取りましょう

挟めない場合はマイナスドライバーで当てて台座ナットを動きにくくするとやりやすいかと


最終手段はニッパーを台座に挟み込むよにしてすれば動くことが多い

ただし力を入れすぎたりするとニッパーの歯が欠けるので注意


これが外れたら次は台座を削り取る

基本はアルミが多いので削れば外れる


フレームに傷が入らない様に養生して削る



交換する台座の位置によってはフォークを抜かないとフレーム内に残ったナットが出てこないので

がんばりましょう


シートチューブであればポストを抜いてひっくり返して作業をすれば

ポスト穴からコロンと出てきます

間違ってBB側に落とすとフォーク抜きコースになると思うので注意



ある程度表面を削ったらあとはフレーム内に落とし込んでナットを回収


外した表面を確認してバリが立ってないとか確認



そうしたらリベットナットを使って圧着


これもフレームの厚みによって変わるんで

長めがいいとか短めとか判らん

かしめ板厚が2~3mmくらいのが多分一般的?


作業的には削って外して取り付けてと簡単そうに見える作業

たぶん土木とか普段からプラモとかフィギュア作成とかしてる人なら

問題なくできるでしょう

ただ、目をめっちゃ酷使するので目が疲れる

あと鉄粉も出るのでマスクとかもしましょう


年に何回あるかわからん作業をしました

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