交換しててふと思ったこと【REPAIR】

自転車は消耗品の塊です


机やいすや自動車、家なんかも結局は消耗品なのですが

自転車はちょっと細々してます


よくあるのがブレーキのゴムとかタイヤ関係

転倒したり何かにぶつかったりするとホイールがダメになります


カーボンは折れるとかは稀にありますが

基本的にフレームは割れない限りは乗り続けられます


そして自転車の面白いところは

カスタムの可能性が非常に幅広いというところです


というのも

一般車のクランク交換作業をしてたのですが


BB軸にガタが大きく出てたので

クランクを外してBBのグリスアップ、ベアリングの交換を行いました



ベアリングは一見大丈夫そうに見えましたが

回してみると楕円に変形しており玉も歪があり



通常であればこの後元に戻して

チェーンを張って、車輪を肯定して作業は終了


ここまではよくある修理なのですが

同時にスポーツタイプのクランク交換も行ってたので

ふと疑問が浮かびました


ママチャリと呼ばれる一般車のフロントを多段化するこも可能


そこまで酔狂な人はいないと思いますが

極端な話DURAやROTORを入れることも可能


逆にバリバリのレースフレームにターニー(7速)を入れることも・・・


この理論は他のモデルでも流用可能です

折りたたみ自転車のフロントをシングルor多段化

フロントシングルクロスを多段化またはその逆パターンなど


スポーツバイクに乗る人は

一度は考えたことあるのではないでしょうか?


ネットの海を漂ってみるとカスタム記事も溢れてます


ママチャリを多段ギヤ化、クロスフロントをシングル化や

よくチェーンが外れるからこう対処した

と言う記事もそこそこ出てきます


組み合わせさえ覚えてしまえばそこまで大きな問題ではないのですが

ややこしさで言うと上位に来るのが

BBの軸長(スクエアーBB)です


普通はクランクに合わせて軸長を決めるのですが

メーカーによってはフレームの構造上短くしたり長くしたりと

若干の手が加えられてることもあり


また、後日アップしますが

軸長118mmBBを取り付けたらチェーンが外に外れるので

ベースから2.5~5mm間をずらして取り付けてチェーン落ちを改善するなど

実際にやってみないと分からなこともあります


そのややこしさの最たるもので

シマノのBBに軸長123mmと D-NLと言うのがあります



これは両方長さが123mm軸長なのですが

使用するクランクによってどちらかが決まっており

その理由はチェーンライン幅の決定に関係するからなのです


例を言うと


FC-TY501

エントリーモデルではおなじみのクランクです

歯数は48-38-28Tのフロント3枚クランク

パッケージを見ると【6S】の下にD-NLとあります

これはD-NL推奨クランクと言うことになります

そして軸長は122.5mm

つまり123mmの軸長です


では次にこのクランクを見てみましょう


このFSAクランク

48-38-28Tのフロント3枚クランクですね

おなじフロント3枚のクランクでも実はBBが違います


腐食してほとんど文字が見えなくなってますが

かろうじて【68】の刻印が見えます


そんでこのBBの軸長を測ってみます

軸長は113mmですね


同じフレーム、同じ歯数のクランクですが

メーカーが違うだけでもBBの軸長は変わります


たとえばこのBBを使ってシマノクランクを使ったとしたら

113-123=-10 推奨から-10mm

単純に計算すると片側5mm内側に入ってしまいますね

これではインナーにチェーンが落ちてこのない可能性もあります


逆のパターンの組み合わせで5mm外に出たとしましょう

今度は内側にチェーン落ちがしやすくなったり

アウター側にチェーンが上りにくくなる可能性がありますね


こういった様にチェーンラインと言うのは割と大事なポイントです



先にも言いましたが

自身でカスタムをしたり、フレームとの無理矢理な互換性(ライン確保)以外であれば

9割以上はメーカー推奨で合わせると問題ないのですが・・・


残りの1割の場合は推奨でもダメで軸長を変えないといけない場合があったりなど

ちょっと手を加えることもあります


あと2mmくらいズレれば駆動がちゃんとするのにといった作業内容も過去にはありました


そんな事をふと思い出し考えた作業でした

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