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自転車のサイズって結局どれがいい③終

ここらでそろそろ続いた記事も締めたいところ


自転車のフレームサイズとか股下の重要性とか話しました


今回はサイズの上下とサドルの高さについてお話

たぶんこれで終わるはず・・・


では前回の軽いおさらい

股下値は重要だよ

自転車のジャンルによって選び方はバラバラだよ


みたいな事を書いてました


その中で街乗りをするなら大きめでも小さめでもサイズは好きな方で

的なことを話したような話してないような気がしますのでそこもお話しましょう



街乗りの場合はレースに出る為でなく

通勤通学や単純な速く走る足としての自転車選びになると思います


となると如何に自分に合う自転車を探すということになります

この「合う」と言うのはサイズだけでなく「シチュエーション」や「乗り方」も含みます


例として173cm、股下780mmの人が自転車を探してる

見つけたクロスバイクはS(480)サイズが165-175 M(520)サイズが170-180

どっちもサイズ的にはいけちゃう

ここでこの人がスピードを出して速く走りたいとなるならSサイズ

スピードもそこまで出さないし普通に走りたいとなるならMサイズになるかと


なぜそのような選び方になるかと言うと

ここで出てくるサドルの高さが関係します

調べるとなんか計算式がどうとか出てきますが一般人にはそんなのわからん

ということで超おおざっぱに説明すると


フレームサイズ - 股下長 =サドル高≒サドル出代

くらいで覚えておきましょう


今まで出したことのないくらい乱暴な計算式


その乱暴な計算式の説明になりますが

さっきの人で計算すると

Sサイズ480 - 780 =300

Mサイズ520 - 780 =260


この数値がサドル高≒サドル出代となります

このサドル高とはサドルの上端からBBの中心までの長さを言います

同じくサドル出代というのはサドルがついてるシートポストがどれくらい出てるかの長さ


Sを選んだら約30cm

Mだと約26cmのサドル出代に

フレームの大きさはS<M

ハンドルの高さもS<Mとなり

ハンドルとサドルの落差(高低差)がS>Mとなるので

落差がつくとハンドル側に上半身が沈み込むのでより前傾姿勢に


Sサイズはこの落差を利用して

前傾姿勢がきつくなるほど風の抵抗を受けにくくなります

流線形に近づくと思ってもらうとイメージしやすいでしょう

結果的に風の影響をMよりも受けにくくスピードが出しやすくなるメリットがあります

無論デメリットもあってサイズが小さくなるのでハンドル操作が機敏になる

大きくハンドルを切った際に足がフロントホイールに当たるなどある


対してMサイズは適応身長でも真ん中近いサイズ

ハンドル操作もしやすいしサドルーハンドル落差もそこまできつくない

オールランドに近い乗り方が出来ると言えます


サドルを出して前傾気味にしてスピード出したいとなればS

いやいやスピードもあまり出さないし普通に乗るならM

みたいな選び方も出来るんですね

これが自分に「合う」選び方の一つ


ちなみにじゃあサドルはどれくらいの長さが適当?と言われると

エスケープR3やミストラルのようなクロスバイクであれば

15~25cmくらいポストが出てると乗りやすいくらいと言われてます

ベストの高さにするとサドルに跨った状態で足が地面に着かない事が多々あるので

最初は足つきが良いくらいの高さにする事が多い



しかし注意が必要なのが

クロスバイクでもロードバイクでもカテゴリーとして全て統一ではなく

カテゴリー内のジャンルによっても選ぶ基準や方向性が若干変わる可能性があること


スピード重視、オールランド、乗り心地重視等様々なカテゴリー内ジャンルがあるので

大枠は合っててもそれぞれの用途に合わせて選ぶ基準がちょっとずつ異なる

これは覚えておきましょう


本来の使い方とは若干異なるけども

スピード重視のクロスバイクでサドルを出さない乗り方も出来るし

本来の用途に合わせた方向性に合わせて使うも自由


あまりに見当違いなジャンルと用途を掛け合わせると

登山するのに海パンでランニングシューズみたいな

運動するつもりなのに選ぶ装備が違うみたいなことになっちゃうので

他人とは違うんだぜ色を出すのは最初は止めておきましょう

するなら ちゃんとショップの店員さんと相談して決めるのが良いかと


もっと細かい事を言うとサイズが小さいとハンドルまでの距離も短くなるので

パーツ交換して高低差を出しつつより自転車をフィットさせた方がいいし

あくまでも適応身長範囲と言うだけで手足の長さや肉付き、柔軟によっても

乗りやすい乗り難いもあるんでほんとに三者三葉


以前にも書きましたが股下値が判った状態での判断基準となるので

実際には適応身長から選ぶ人が圧倒的に多いと思います


さてここまでダラダラと書き込みましたが

今までの話を要約すると


・自転車は適応身長を参考にしましょう

・股下値が判るとより自分にフィットしたサイズを選びやすくなる

・用途を考えて自転車のジャンルやモデルを選ぼう


たぶんこの3つになると思います

なんでもいいんじゃんみたいに最終的にはなりますが

ここまでダラダラと書いた記事を根気よく見てくれた方

知識があるなしでは結構悩むポイントが変わりますので

前情報として頭の片隅に入れておくといいかもしれません


以上で自転車のサイズってどれがいいの記事は終わりです

もっと書き込もうと思えば書けるんだけど

こう、言葉で説明のしにくい感じがあるので

頭から足先まで1mm基準で合わせるとか思わなくて大丈夫


お店によっては

じゃあ自転車に跨って!

サイズ感どう!?

大丈夫そうだね!

じゃあそれで大丈夫!


みたいな感じのお店もあるんですが

説明をしてないだけでサイズが合うかどうかはちゃんと見てくれてると思うので

もし不安ならサイズの選び方を聞いてみるのもいいかもしれません

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