噂のE-BIKE試乗してきました!その2
前回の記事は文章多い目になってたので
今回は写真もたくさん差し込んで書いちゃいますよー!
その2はパーツ構成だったりこの自転車の狙い目なんかを
前回の記事も合わせて読んでみたい方はその1をどうぞぉー
では早速自転車を見ていきましょう!
下の写真が今回の目玉
YAMAHA
YPJ
YAMAHAはかなりの力の入れ具合を見せてくれました
ロードバイクを作る工程でアルミフレームなら丸い形などが多いのですが フレームはハイドロフォーミングチューブ製法という棒デンマーク自転車と似た製法です
特徴としては
型に入れたフレームを特殊な液体+圧によって成型するというもの
これにより特殊な形を作ることができます
通常ならBB周りも強度を出すためにモリモリになったりするんですが
同じモリモリでも大きく違うのが今回はモーターがついてると言うこと
写真でも見てもらうとわかりやすのが
モーターを入れてる部分までしっかりと成形
これをナットでモーターとフレームを固定します
この部分が樹脂製なんかだと走行中に外れたり強度的に問題があったかもしれませんね
モーターは欧州仕様を日本向けに改修したモーターになっており
通常のモーターに比べてコンパクト+軽量にできており
漕ぎ出し、アシストオフに切り替わるラインが自然になるようになってます
そしてやはり気になるのはバッテリー部分
発表当初に比べるとかなりコンパクトになってます
バッテリー容量は小さいものの
バッテリー単体は持ち運びもしやすいように設計されおり
約600gと重量も抑え目にしてあります
また、予備バッテリーも販売されており、大きめのサドルバックになら入るみたいです
そんでまた面白いのが
このバッテリーでスマホ充電ができるんです
というのも、USBポートがついてるので自転車に乗ってない時に充電できるというスグレモノ
何でもアリな自転車になってる気がしなくもないですが・・・
そしてそして
前回にもこそっと写した画面
そう
これです
電動アシストのバッテリーモニターにサイコン機能を詰め込んだモニタです!
画面の大きさはiphoneくらいのサイズです
重量も重たくなく本当にスマフォを取り付けている感じ
取り外しも可能!
そしてこれがかなり重要なのですが
このモニタ
実はアシストの電源スイッチも兼ねているんです
だからこのモニタがないとアシストが開始されないのです!
例えば走行中にモニタを外したとすると(基本ないです)
約5秒間はアシストされその後はアシストが切れる仕組みです
もちろん最初から外して走ればアシストはされない状態で走ることもできます
操作はモニタ下にある4つのボタンを押して操作です
「電源」「画面変更」「選択(アシスト)」と4つのボタンです
そういえばロードバイクの最近流行は25Cが人気です
そしてこのバイクのタイヤの太さはと言うと。。。。
バッチリ25Cを履いておりました
スポーツ車はまだまだ勉強中と言ってますが
ばっちり旬を抑えてるあたり分かってますねぇ
タイヤはMTBで人気のマキシスをチョイスしてるのも頷けます
ではそのままクランク周辺も見ていきましょう
先ほどのモーターもチェーンリングで見えないのでフォルムもバッチリ!
近寄ってクランクを見てみると。。。。
FSAのクランクですが・・・・
何かが違う・・・・
もしや!と思って反対側も確認してみてみると!
ビンゴでした
クランクは専用品でした
聞いてみたところ105などのフルシマノ化は現状じゃあ出来ないようで
今後に期待と言うところだそうです
チェーンリングも一応は専用品ということでガッチガチにカスタマイズは出来ないそうです
しかし50/34のコンパクトを選択してるのでむしろこのままでも十分です
変速部分も見てってると面白いものを発見
この仕組みを見てわかる人はあるタイプの自転車を所有してる確率がたっかいです
これ何かというと
シクロクロスでよくあるワイヤーを逆引きから正引きに変えるアダプタなんです
通常のロードはダウンチューブを通ってシートチューブ裏からワイヤーを通してフロントの変速器にワイヤーを固定します
しかしYJPはモーターの関係上変速ワイヤーをトップチューブから通します
結果、上からしかワイヤーを通せないので上下変換アダプタを使って本来の引きに変えてるんです
これを見つけた時は「流石自転車メーカー」と思いましたね
一般車タイプの電動アシストはダウンチューブから変速ワイヤーを通すことができますが
先ほども書きましたがYJPはモーターとフレームの関係上、ワイヤーが下から通せない仕組みです
そしてこのアダプタはシクロに多く使われており通常ならばあまり気が付かないようなアイテムです
ここまでの力の入れ具合
ただのアシストロードではありませんね
実際にメーカーの方にどの層に向けての自転車なのかを聞いてみましたところ
本気乗りのローディはターゲット層に入れてないとのこと
YJPはあくまでも「電動アシスト自転車」
だから狙ってるユーザーは
「通勤、通学」「軽サイクリング、ポタリング」「ホビーユーザー」
をターゲット層としてるとのこと
なるほど、これだけの機能だと十分に狙ってる層に受け入れられると思います
これからが楽しみな自転車です