カットする時のコツというかお約束事【CUSTOM】
街路樹が秋づいてきました
と言いたいのですが残念ながら未だ店の前の街路樹は青々としてます
全国に紅葉スポットはありますが京都もまた紅葉スポットが密集してる場所です
そんな場所でもマナーというかお約束事はあります
花見の時にもありましたが枝を折ったり立ち入り禁止の場所に入ったりなどなど
四季や風情を楽しむなら気をつけたいところです
そして今回はマナー繋がりではなく
コレをするならコウというお約束事を交えてご紹介です
では早速今回の作業は
シートポストのコラムカットです
フレームセットから組み付けた場合
スペーサーを何枚入れるか?
ステムはどんなステムを入れるか?
によってコラムの長さを決めます
これはどのフレームでも全て共通してます
完成車として販売されてるのは当然全てカット済みです
フレームから組み付ける場合、フォークを新しくする場合にのみこういった作業が必要です
そしてうっかりしがちなのが
カットする長さをステムとツライチにしてしまう
スペーサー分を考慮しないでカットする
など初めて作業する人はやりがちです
そこで失敗しない方法として以下の手順を守れば
まぁ先ず間違いはないでしょう
1.コラムをカットする前に必要なパーツを一度全て取り付ける
これは非常に大事です
カット位置を決めるにもそうですが
スペーサー等パーツの不足分もここで確認します
2.ステム上部側にカットする目印をつける
隙間なく押し込んで取り付けたなら
鉛筆でもボールペンでもなんでもいいので
ステム上部をぐるっと一周目印をつけましょう
3.パーツを外して目印より1.2mm下をカットする
写真はステムは
下につけてたスペーサーを判りやすくするために入れ子にしてあります
ここが実は作業の際によくツラツラで切っちゃう穴です
なぜ目印より少し下げてカットするかは後述します
上手に出来るとこのよに綺麗な収まりになります
ではなぜ③の目印より少し下でカットするかですが
それはステムの締め付けの構造上の問題です
ステムはただ取り付けてキャップをしてるのではなく
スターファングルナットというこのアイテムを
フォークコラム内に打ち込んで
キャップの中央からボルトネジで引き上げ
圧着で固定してガタを出ないようにします
その圧で固定するときにツラツラの場合
隙間がないので固定が甘くなります
なので少し隙間を持たせるために目印より下でカットするんです
実はキャップにも段差がついてるものが殆どで
この溝部分がステム上部に嵌まる事で真っ直ぐに圧がかけられます
文章で書くと難しく感じますが
いざ実践してみると注意するのはカットする時くらいです
細かい部分ですがこれがしっかりしてないと自転車はちゃんと組みあがらないので
このカットするときのお約束事はとても大事です
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