top of page

力を入れる場所って大切なとこ【PARTS】

やはり暖冬

そしてウィルスの影響か観光客の姿も非常に少ない

観光業はかなりのダメージを受けてるようです

傍から見たら本当なのかどうかはわかりませんが

ただ観光客の数が減ってるのは明らかにわかるのでそうなんでしょう

観光客とは全く変わりますが

上記と似たように

傍から見たらまったく問題なさそうでも

実はこうだったってのが自転車にも色々とあります

いや

業界の話ではありませんよ?

自転車のパーツの話です

特にコレがないと自転車が動かないので超重要です

ペダル

言わずもがな非常に大切な部分です

コレないと走れません

そしてコレがなぜさっきの話に繋がるかというと

年中、特に暖かくなってくると必ずと言っていいほど

お問い合わせや相談があります

「ペダルがおかしい」

これです

おかしいと言うのは故障してる?という意味ですが

パッと見ても全く問題なさそうに見えることが多々あります

でも走ると何かちょっと感覚がおかしい

回すだけでギィギィと音が鳴ったり

足に違和感を覚えたり

踏み込むとパキパキ鳴ったり

そもそもペダルが回らなくなってたり

なんだったらペダルが半分折れてたり

色々と故障、破損があるんです

特に多いのが最初に挙げた2点

音が鳴る、踏むと違和感あるが最多です

これらはなぜ起こるかですが

・転倒した際にペダルに衝撃が加わる

・グリス切れ&水の浸水による劣化

・負荷の掛け過ぎ(経年劣化

などなどがあります

じゃあそうなるとどんな風になるかですが

上記に書いた通りなので

走るのに支障が出てきます

プラペダルと金属ペダルだと壊れる場所も少し変わりますが

ガタがある場合はだいたいベアリングが割れてたりしてます

例えばこのペダルは金属ペダルですが

根元側のベアリングが割れてガタが出てしまいガタガタするので交換になりました

ので

ペダルを分解してみて

中身がどんな風になってるか一度見てみましょう

まず基本的なペダルの仕組みとして

芯棒、ベアリング、ガワ

大枠でこの3つです

芯棒は文字通りペダルシャフト、チタンだったりクロモリだったり色々

ベアリングはボールベアリングだったり、シールドベアリングだったりと様々

ガワは文字通りプラだったり金属だったりカーボンだったりと足で踏むガワ

ではペダルを側面から見てみると

ボルトで固定されてるので

まずはボルトを外します

ちなみに外すのには専用工具だったりと

普通の工具で外せない場合もあります

外すとワッシャと更にボルトがあります

更に緩めるとポロポロとベアリング玉が落ちてくるので

このタイプは玉当たり調整をするタイプのペダルです

これも緩めると芯棒が抜けます

芯棒は根元側が太く先に行くほど細くなったりします

これは根元側を太くしておかないと

脚力で折れる可能性があるからです

今のところ根元からモロっと折れたのは現物で見たことはありませんが。。

次に芯棒を外したガワを見てみます

外した中を覗いてみるとちっさいボールがあります

これがベアリングです

いくつか落ちちゃいましたがこれが芯棒とガワの歯車の役割を果たします

この部分の精度が高い

よく回るベアリングだと当然ペダルの回転もグルッグルです

ただし、なんでもこのように分解してメンテができる訳ではありません

MKS(三ケ島)だと分解してメンテできるようにしてるので

自身で分解、メンテが可能です

その他の一般的なペダルは分解する事を想定してないので

グリスをすごく充填してあったり、そもそも分解できないように返しがついてたりと

色々とあります

今回のペダルも分解する用ではないので

中身を見るだけですが

構造を理解すれば壊れた時に【なぜ、壊れたのか】が推測、理解しやすくなります

基本はペダルが壊れたら交換になることが多いのですが

もし分解可能なペダルであれば部品を交換すれば修理可能かもしれません

最も、修理可能なペダルの場合はお客様が判ってる場合が殆どですので

この部分の部品を取り寄せしてほしいとご依頼があるくらいです

ペダルのガタは大丈夫でしょうか?

これから自転車の季節に入ってきます

お早目のチェックをオススメします

Recent Posts
Archive
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
bottom of page