軽量バイクの組み立て
更新日:2023年8月23日
自転車で軽量に作ると言えば
カーボンが最初に出るでしょう
フレーム1本に対して300~500枚くらいのカーボンシートを使うらしいです
カーボンの向きや重ねる枚数など各メーカーによって違うらしいので
狙ったフレームが作れるそうです
もちろんその分高価に仕上がります
でもこのバイクなら比較的安価で軽量です
GIANT
TCR SL
¥150,000 +税
軽量アルミフレームモデル
その重量は8.6kg
105(11速仕様)でホイールはチューブレスレディ対応
ここまで揃ってこの価格は割とお値打ち価格
写真は代行で組み上げたのですが
シフター2本は上下で通す仕様になっており
中は混線しないようライナー菅が入ってます
これでフロントとリアを混線させてしまい変速がおかしくなってしまうことを防げます
また、ベースのタイヤはチューブレスレディ
このタイヤはシーラント材を入れることを前提としたタイヤで
だいたいはタイヤを片側外して液を入れます
しかし
そんな面倒なことをしなくとも
バルブコアが外れるタイプなのでコアを外して楽々注入です
では早速シーラント材を入れますが
えらいしっかりと密封されてるので
剥がすのに一苦労
やっと剥がせた!と思ったら中のシールは残るんかーい
それもぺりぺり剥がして引っ張ると
2重になっとんのかーい
と見事なまでに容器に翻弄されました
やっと全部剥がせたので
キャップを取り付けて注入します
そんで
シーラント材ってどれくらい注入したらいいのか
これは永遠のテーマです
メーカーによって量は変わるし
好みによっても若干ですが量は変わります
平均的なので言うと
ロードバイクは30ml
MTB系は40ml
こんな感じらしいです
でも実際はもう少し入れた方がよかったとか
ユーザー側の声もあるので目安としてそこから少し多めに入れるといいでしょう
ということで今回は40mlほど入れます
先が尖ってて挿すのを見るとプランターの液肥をやってるのを思い出します
無事に注入して2.3週回転させたら今度はポンプアップ
エアーも抜けない様にズバっと入れます
ある程度エアーが入るとビードが上がるのですが
当然上がらないところは少しずつエアーが漏れます
そこを揉んでビード出しをするとプシュッと音がしてビードがあがります
あとは気圧を見て空気を入れる
そして最後にエア漏れしてないかをチェック
これで抜けてなければしっかりとビードが嵌ってるので安心
次はワイヤーをチェックします
特に新車の場合はバーテープを外してみてみると
簡易的にワイヤーが固定されてるので
この状態からワイヤーをしっかりとハンドルに当てると
こんな感じでシフターのキャップ側が引っ張られます
これはブレーキがなる場合もあればならない場合もあるので
実際は一度解いて確認しないといけません
特に問題がなければテープを巻きなおしで大丈夫です
そのままサクッと組み上げて完成です
ワイヤーはハンドルを切ったときにお互いが干渉しない様に
また、シートポストがカーボン、フレームがアルミなどの場合は
固定力を強くするために専用のグリスを使いましょう