DIYにご注意【REPAIR】

先日にブレーキの記事を上げましたが

今回もブレーキの記事です

こういったのって立て続けに似たような修理がなぜか起こるんですよね

しかも割かしニッチな感じの修理

修理のご依頼はブレーキが効かないとのこと

自転車は一般車タイプなので

バンドブレーキとかならブレーキの効きが悪く感じるってことはあったり

ローラーブレーキでもガツンと効く感じではなくニュルって感じで効くので

ブレーキが効かないとなると何かしらの不具合が起こってると考えられる

お話を聞いてみるとブレーキが効かなくてガガガガと音が鳴る

効かないはわかるけどガガガの音は何だろうと思い試乗すると確かに鳴ってる

加えて調子が悪いから家族が少し調整したけどダメだったとも

少し調整が引っかかったけども

うーんこれはなんじゃらと思ってブレーキを見てみると不思議な事が

えらーくブレーキとホイールに隙間があるんですよね

通常はここまで隙間は広くないのでおそらくこれが原因

預かってさぁホイールを外そうかとキャップを外すとナットがｺﾝﾆﾁﾜ

使うネジが左右逆になってる

ここで確信

リアホイールで何かしらの作業をご家族の方がDIYしたと

そのまま車輪も外してローラーブレーキを外そうとすると

ネジが手で回る

ここもやはり増し締めが出来ないので緩む原因

ただそれだけではないはずなので

ローラーブレーキも外して視るとそこには

ここもネジが反対に取り付けてある

知らん人が見ても判るかこれっという部分

ここです

この外側の凸部分

これが逆

これが逆位置だとブレーキはしっかり嵌らずに飛び出る

なのでブレーキが掛からないし音が鳴る

これを正しい向きに入れるとしっかり嵌る

こればかりは自転車をよく自分で触って勉強するか

もしくは自転車屋で働いてるか

youtube等で見ながら作業をしないと判らない部分

自転車なのである程度は部品を左右反転して

取り付けても大丈夫な部分は多い

しかし気を付けないとナット1個逆に取り付けただけで

動作不良が起こることもあるので

DIYで作業をするときは注意が必要

がんばって覚えましょう