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部品交換修理

広大なネットを探しても作業例の少ない作業があったりします

そもそも上げるまでもない記事でしょうか。。。?

いや!しかし!

忘備録として残しとくのも一つ!

と言うことで

ST-6700のレバー折れを修理しました

アルテ10速最後のシリーズですね

さっそく折れたレバーを見てみましょう

先がポッキリ逝ってますね

ネットでも探してみたところ片手程しかない交換作業件数でした

みんなここまでするならてっとり早くSTIレバーごと替えるからでしょうかね?

シマノは片方からでもスペアパーツ取り寄せができますからね

まぁ普段からこういった作業をしてるわけではないので

ある意味どうなるか楽しみです

では分解図を見てみましょう

今回交換するのは「1」の所をごそっと交換です

構造はとっても簡単?

「6」のピンがあるんでそれを抜いて交換

しかも交換の方法はなんとST-6700の説明書にも記載されてます

気になった方はPDFがネットで公開されてるんで是非確認してみてください

なんで実際はそれを見れば判る!(但し、自転車の部品構造をある程度理解してる者に限る

説明書見て「なるほどー」と思いましたが

実際に現物で見ると「??」となる部分がありました

先ずピン「だけ」を抜けばいいというわけではありません

普通なら使用し続ければ多少なりともピンがズレていきます

そこで「Eリング」なるモノがレバーの中で

ズレ防止のストッパーとして入ってます

見た目が「E]っぽいのでそんな名前なんでしょうね

バッチリ写真を撮り忘れました

先ずはコイツを抜かなければなりません

見当たらない

まさか最初から抜けていた!?

シマノがそんなミスをするだろうか?

いや、単に見えずらいだけだ。。。

と言うことで埃やグリスで見えにくくなった部分を掃除したところ

発見

しかし今度は専用工具で抜く作業なのだが。。。

入る隙間がない

流石にこれには思わず「えぇ。。。」と言ってしまいましたが

よくよく考えれば

ブラケット部分ってプラだから「広げる」といったことができるんですよね

なのでコンコンとピンを左右に打ち込んだりして「幅」を作ります

そうするとよく見えてくるEリング

それをコイツで押して取ります

あとはピンを全部抜いてやればOK

これでゴソっと取れます

あとは新品を同じように入れ替えて作業は終わりです

しかしここで注意しないといけない箇所が3か所ほど

ひとつはピンの後辺りにある凹み部分にバネを噛ませなければなりません

これをしないとシフターの動作がしっかりとできませんので注意

ピンを通す前に先ずここにバネを噛ませましょう

次に

先ほど書きましたが

ブラケット本体はプラです

なんで無理に力を加えると割れる事があります

と言うことでピンを打ち込むときはなるべく慎重に打ち込みましょう

最後にこのYのようなピンでEリングを入れる隙間の確認をします

コイツを打ち込んだピンとブラケットの隙間に差し込んでEリングを入れる隙間があるか確認します

コツッとハマる感覚があればOKです

あとはこのYピンを抜いてEリングを入れてやればOK

これで最後はブレーキワイヤーを通してキャップをして

変速の確認とブレーキの調整をしてやれば完了です

文字にして書くと簡単ですが

実際に作業をしてみると構造がより頭に入ってくるんで

次からの作業が楽になりそうです(なおシマノの6700スペアは、そろそろ完売予定

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