フリーボディの長さ違う【PARTS】
更新日:2023年7月8日
夏らしいくセミが鳴いてます
なんだかんだ言って例年通りな夏
さて久しぶりの作業をして
そういえばくらいのちょっと忘れかけてた規格の話
自転車はシングルギヤと多段ギヤの2種あります
一般車も内装ギヤや外装ギヤなど種類も豊富にあり
組み合わせの自由度はかなり高い
特にスポーツバイクでは多段ギヤのモデルが多く
大昔は自転車から山岳に行くと
降りて手でギヤとチェーンの位置を変えて走ってた事もあります
そのギヤ
現在は種類も増えてますが大部分の人が使うタイプはおおよそ2種
ボスフリーとカセットハブの2種
違いはギヤを
・ハブに直接取り付けるタイプ (ボスフリー)
・ハブに嵌め込むタイプか (カセットハブ)
これだけの違い
その中でカセットハブタイプにも色々とあるんです
カンパかシマノ、スラムにマイクロシフトなどなど
一部互換性があったりなかったりするんでそこは都度確認しましょう
日本では主にシマノ製品が多く使われてます
昔のだとサンツアーとかもありますがほぼ絶滅種
ハブにフリーボディーと呼ばれる出っ張ってる部分があれば
カセットハブと呼ばれるタイプと同じでスポーツバイクでは主流
7速~12速までの変速ギヤに使われており
主に普段使いはのギヤ変速数として7~10速くらい
11,12速とかほぼレースで使うことくらいなので
日常生活におていほぼ使うことはないでしょう
だけどもここで要注意
実はこのフリーボディには長さがあります
この長さとは物理的な長さと隙間的な長さの2種が混合した言い方ですが・・・
一つ一つ違いを説明するのもややこしいので便宜上【長さ】と言うことにしておきます
例えば、現在8速を使っていたとして11速化をしたい場合は
パーツに互換性がないのでギヤ周辺は総とっかえになる
もともと8速構成だったのをキャパを超える11速にするのだから
変速システムを構成するパーツを交換しないといけない
だがここでギヤ類だけで済むかと言えばNO
さっき書いたフリーボディーの長さが関係してくるんです
7速<10速<8速=9速<11速=12速
この順でフリーボディーは長くなります
なんで10速の方が8速とかより短いのとかの説明は
ものすごくややこしいのと商業的な事など様々な事があって一言で説明すると
10速は専用規格の夢を見たとだけ
8速対応のフリーボディーに11速を取り付ける事は物理的に不可
しかし逆であればスペーサーなるものを突っ込めば取り付け可能となる
これがスペーサー
これを使ってスプロケットの隙間調整をする
ここまでざっくり説明して今回のする作業はホイール交換
7速のフリーハブは約31mm
これがフリーボディーの中で一番短いタイプ
このホイールは7~10速まで対応しているホイール
新しく使うホイールのフリーボディーは約35mm
さっきの7速が31MM幅なので
この4mmは物理的に埋めなければいけない
なのでスペーサーの出番となるんです
これが判れば簡単ですが
そもそもカスタムしてあって段数が判んねぇとか
カタログがもうないからギヤ対応ギヤ段数が判んないとかあるある
その時はフリーボディーの長さを測ると判断しやすい
7速=約31MM
8.9速=約35MM
10速=約34MM
11.12速=約36MM
小数点を抜いたざっくりですがこんなくらいで覚えてもOK
10速と11速のフリーボディーの差は1.85MMがどうのとか
10速のスプロケには1MMスペーサーがどうのとか色々ある
とても覚えるの面倒
更に大雑把に言えば
8.9速よりの35MMをベースとして
前後1MMの差はギヤ数が多いやつ(10速、11速)で
それよりも3MM以上短いと7速って覚えておけば十分
覚えておいて損はないけど
使う機会がほぼ限定されて
いざその時がこない知識の回でした
Comments