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バキバキになる前にできる事【REPAIR】

気温のジェットコースターな11月

みなさんは大丈夫でしょうか

インフルエンザが猛威を奮ってるそうで

十分ご注意ください


風邪やインフルエンザは注意してても

掛る時は掛かるので諦めはつきますが


この壊れ方は注意したらもしかしたら回避出来たかもしれません


ハンガー折れ



スポーツバイクであるあるな修理

今回は運悪くリアディレーラーも壊れてしまったので交換


持ち込まれた時はぷらーんとしてまして

話を聞いたらガッツリ車輪に巻き込まれてしまったみたいで

ハンガー折れだけで済めばまだ傷は浅かったんですが

ディレーラーまで曲がっちゃうともう交換しかありません



そして部品を手配して作業を開始


フレームに残ったハンガーを外して

チェーンを見てみると違和感


もしやと思いチェーンを外して地面に置く

もう置いた時に「あっ・・・」となって交換が必要な事を知る




皆さんは判りますでしょうか?


ここです



ここを起点に90度ぐにゃっとなってます

ぶら下げてみると判り易い



捻った様になってます

ここが巻き込んだポイント


残念ながらチェーンも交換となってしまいました


実は曲がってしまったのはある程度予想できるんです

冒頭にも言ってますが「もしかしたら回避できたかもしれない」

この回避する為にはいくつかのポイントをチェックすればOK


先ずはリアディレーラーの2か所をチェック



〇で囲った所に擦り傷やパンチ跡などがないかをチェック

黒のディレーラーなら削れて地金のシルバーが見えるので判別しやすい

シルバーならガリガリと擦れたような跡が見えるのでそれで判別


ここで最初のディレーラーの写真



見てもらうと傷が入ってるのが判る

これが外圧を受けた跡


次に外圧を受けたらどうなるかですが

変速機とスプロケットは基本真っすぐ1本の線になります

それが外圧によって内側に曲がるとラインが曲がりますよね

そうすると変速がちゃんとできずにチェーンからチャラチャラと音が鳴る


これが自転車が出す最終警告音


この状態で走れなくもないけども

変速がちゃんとしないので軽いギヤや重いギヤにならない

だから一気に変速機を動かす

その動かしたギヤが軽いギヤに入っていくと

曲がった変速機が車輪に巻き込まれてバキバキになる


小破ならハンガーだけの交換で済む

中破なら変速機とかも交換

大破は稀にあるギヤ周辺やホイール等も交換


だいたいは中破までが多いので

ディレーラーくらいまで交換は見た置いた方がベター


稀に大破でホイールもバッキバキにスポーク折れてホイール組直しや交換

下手したらスプロケットやクランクの歯が減りすぎてて

チェーン交換の際にコンポも一式交換になる場合も


この辺はもう遅かれ早かれな部分もあるので

諦めて一式交換するのがオススメです


以上が自身で出来るチェックのやりかたと交換目安


乗る前でもいいのでチラ見してチェックしてあげましょう

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