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今ではほとんどなくなった作業【repair】

  • ひよこ
  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

日進月歩という言葉がありますが


自転車の世界はここ5年ほどは少し停滞気味


2.30年ほど前では考えられなかった


変速機の電動化やワイヤレス化


タイヤなんてどんどん太くなったりしてるし


ロードバイクではディスク化なんて思いもしなかったでしょう



当然ですが

その当時にはトレンドがあったし

その時代よりも前にあったトレンドはもうなくなったりしてる


特にホイールなんてすっごい種類が増えまして・・・


今ではチューブレスレディがクリンチャーと並んで一般的に


ではその前はというと

チューブレスやチューブラーがありました


チューブレスはレディと構造がほぼ同じなので置き換わった感じ


問題はチューブラー


チューブがタイヤに包まれている構造で

ある程度の低圧でもパンクの心配がなく乗り心地が良く

高圧にすればモリモリ走れるタイヤとして人気がありました


それらの優位性がチューブレスレディの登場とホイールやタイヤのワイド化によって

ほぼなくなってしまったホイール

準絶滅危惧種くらい


リムセメントという接着剤を使うタイプと強力両面テープを使う2種の固定方法がありますが

今はほとんどテープ方式に変わってます


この話をしてるということは今回の話はチューブラーのお話

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パンクしたとのことで持ち込みがありましたが

基本はタイヤ交換


タイヤもえらくパリパリなのでもしやとタイヤを少し剝がしてみると

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リムセメントの固定方式


これがまた厄介で


接着面が生きていれば保健所が駆けつけてくるであろう

創業以来継ぎ足し秘伝のタレのように上塗りをして固定力を高めることができます


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一度乾燥をしてしまうと効果がなくなるので

これらをすべて剥がす必要が出てくる

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この剥がす作業がまた厄介で

全面を綺麗にするのにかなりの労力と時間がかかる


なんとか剥がし終えてきれいにしたホイールがコレ

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ここからリムセメントを塗るよりはテープにするほうがおすすめ


というのも接着力を高めるためにリムセメントは


ホイールに塗って乾かす作業を何度かしなければならない


加えてタイヤを嵌めた後は接着に1日ほど放置

冬なら2日くらいはあったほうが良い


うーん書いていて手間がかかる


テープであれば数時間ほど圧着すればある程度は乗り出しが可能

できるなら1日おいておくとより固着してくれると割と扱いが楽


ということでテープを張ってタイヤを取り付けて終了

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古い自転車とかは未だにチューブラーホイールの場合もあり

現行でもホイールメーカーは1.2種類くらいラインナップをしてくれている


なので、商品自体がなくなることはありませんが

タイヤはどんどん種類が減っているので

種類が豊富にあった時代から考えると半分以下に減った感じはある


また10年20年後にはトレンドも変わっており

2025年のトレンドも廃れている可能性も十分にある

未来はどんな自転車が走ってるんでしょうね

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