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根元からの場合は注意が必要【REPAIR】

  • ひよこ
  • 2019年8月31日
  • 読了時間: 2分

更新日:8月17日

修理で稀にあるこの作業

フラットバー系のレバーならまだ作業は単純

しかしSTIレバー系だと難易度が跳ね上がることがあります

何かというと

シフトレバーのタイコです

久しぶりに苦戦しました

と言うのも

ワイヤーが切れたので修理して欲しいと依頼がありまして

ケーブルは見事にプッツンと切れてました

作業依頼を受けた際にワイヤーは引っこ抜きましたと教えてもらったので

タイコもちゃんと抜かれてると思ったのですが

どうやらそんなことはなかったようです

ワイヤーを入れるには一度レバー部分のギヤ位置を

一番重い状態にしなければなりません

なのでシフトを触るがなんかスカスカする。。。

(この時点ではまだ気がついてません)

んー・・・なんだ?と思い今度はギヤを入れます

カチカチカチ・・・

レバーは3回しか音がなりません

(このへんでちょっと怪しむ)

そこからもう一度シフトを開放しますが

感覚がなんかおかしい。。。

(ここで当たりがつく)

ワイヤーが切れたということは

タイコ部分が残ってるということ

何処でタイコとワイヤーが切れたかによって残り分を除去する難易度が変わります

最大はタイコのみが残った場合です

奥にすっぽり入った場合

これは本当に出てこない時は出てきませんので

高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対応しないといけません

今回はどうなってるんだとライトを当てて見て見ると

何やら奥の方にワイヤーが2.3本ほど絡まってるのが見えました

ree

写真ではまったくわかりません。。。。

しかし

よかったまだ何とかなる

と言ってもまだまだ油断は出来ません

引っ張ってワイヤーだけ抜ける場合もあります

慎重に奥に入ったワイヤーを手繰り寄せます

そしてなんとかワイヤーを少しこっちに手繰り寄せることが出来ました

ree

ここでやっと写真でも分かるくらいには引っ張り出せました

あとはここから耳かきをする要領で全部引っ張り出します

少しするとポロっと引っ張り出せました

ree

そこからは新しいシフトワイヤーを通して調整しておしまいです

ワイヤーが切れる予兆として

変速の入りが悪くなることがあります

なので特にこけたりぶつけたりした覚えはないのに

変速の入がわるくなったかな?と思ったら

ワイヤーを見てあげるといいかもしれません

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