寿命が来たら交換、目安はココ【REPAIR】
更新日:2月5日
最近は夕方になってもすぐに真っ暗にならなくなりました
それに伴って暖かい時間も伸びてる気がします
3月ももう1週間が過ぎてしまいました
これからドンドンと引っ越しシーズンに入ります
が
うーん
今年は入学式や人事異動がなくなったといった話も聞きます
例年に比べて人の動きが遅くなるのか
それとも例年通りなのか悩ましい所です
前もって判ってれば準備もできるものですが
未来予知が出来れば今頃億万長者です
世の中の予測は判りませんが
自転車の修理
ホイールの寿命とかはまだ予測しやすい
今回はホイール交換です
リアホイールの交換ですが
スポークが1本折れてますが今回はここが寿命ではありません
リムです
リムとは何ぞやと言うと
ブレーキが当たる面の所です
このリムが反るとホイールの交換となります
では何故反るか ですが
ブレーキの構造として
リム面にブレーキのゴムを当てて摩擦を起こして速度を落として停車させます
これがブレーキの構造と言うか仕組みです
この摩擦がとても大切で例えばブレーキレバーを握ってもスカスカしてる状態は
リム面にゴムが当たって摩擦が起きないのでスピードが落とせません
逆に片効きと言われる片方だけリムに当たってる状態は速度が出せません
これも摩擦によるブレーキです
で
この摩擦が起こるときに
砂塵や埃、諸々をカスやゴミと言いますが
これがリムとゴムに挟まれてリム面を削ります
ヤスリ掛けみたいなもんです
これが走ってブレーキを掛ける度、年単位で削ります
そしてリム面が削れるとリムの内側に嵌ってるタイヤの空気圧に耐えきれなくなり
すこーしずつ外に外にとリムが反ります
その間にも走ってブレーキを掛けるのでリムには
・内側からの気圧で外に反る力
・カスやゴミによって外から削られ厚みが薄くなっていく
この2つが常に掛かります
そして
一定以上の削れが起こることで
リムが耐えきれなくなりパーンと破断をします
この時に足を切ったりする可能性もあるので
そうならない為にも普段からの点検整備が必要です
余談ですが、リムが破断すると
だいたいはタイヤとチューブも同時にパーンするんで
ホイール + タイヤ +チューブのセット交換です
ここで、お店に行かなくてもわかる超簡単点検方法ですが
リム面を指でなぞる
これだけです
掃除をしてない場合だと
このようにゴミやカスがついて黒くなった面と
いつもブレーキが当たるシルバーの面が出ると思います
こんな感じに2色になったりする
そこを指で下から上に向かって縦になぞってみましょう
通常であれば凹凸や反りはなくフラットな感触です
そしてなぞった際に凹凸や反りがみられるなら
ホイールがそろそろ交換時期に来てる可能性があります
なるべくリム面を奇麗にしてあげることで
ホイールの寿命を延ばすことができるので掃除はこまめにしてあげるのが吉です